毎月支払いが発生する自動車保険は、できるだけ安く抑えたいと思うのが本音ですね。
どの会社の保険料が安いのか、ランキングをチェックしたり、ネットで口コミを探したりしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、いくらランキング上位の自動車保険であっても、その人にぴったりの保険かどうかは分かりません。
そのため、ある程度自動車保険についての知識があった方がいいでしょう。
そもそも、保険料がどのように決められているかご存じでしょうか。
自動車保険はさまざまな要素によって保険料が決められていますが、その料率を決める大きな要素になっているのが過去のデータです。
これは今までにどの年代のドライバーが事故を起こしやすかったかといった統計をデータ化したものです。
たとえば、過去1年間に21歳から25歳までのドライバーが事故を起こしやすい割合が高かったということであれば、その年代の保険料が高くなってしまうわけです。
また、「型式別料率クラス」によっても保険料は異なります。
型式別料率クラスというのは車検証に記載されている記号のことで、これにより車の識別が行われています。
この数字は同じ排気量、同じ大きさであっても異なるため、まったく同じタイプの車でも保険料に違いが出てきます。
このように自動車保険はいくつかの要素で構成されているため、たとえランキングで上位であっても、自分が乗っている車種や、自分の年代によってはそこまでお得にならないこともあります。
いろいろな要素を加味して、自分に合った自動車保険を選びたいものですね。