ゲッツーでパワーアップ

6月6日（火）ヤクルト1回戦（ヤフオクD）、延長10回2－1でサヨナラ勝ち。対戦成績1勝0敗。久古投手が気の毒だった。良いところなしの柳田には、もったいない報いだったが、野球は残酷。勝てる要素のないゲームで勝ちを拾った。こういう幕切れは、長い観戦歴でも滅多にあるものではない。

ヤクルトの先発・ブキャナンが抜群のピッチング。ムービングボールでゴロの山を築き、ピンチをしぶとく切り抜けた。初物で打ちにくさもあったが、動くボールに弱いホークス打線。ウルフ、メンドーサを苦手にするだけに、今日も打ちあぐんだ。

東浜も粘り強く投げた。坂口の一発は相手が上。インローをうまく打たれた。ブキャナンとの投げ合いに持ち込み、悪いなりの投球を見せた。ここ最近は、本調子でないのに抑えている。地力がついてきた。

2回、1死から中村がヒットで出て松田。併殺だけはしないで、上林に回せたら、と思っていたらやっぱりゲッツー。ガクッときた。で、次の回は上林がヒットで出てけん制死、三振2つでチェンジ。これで俄然、流れが悪くなった。坂口のHRが出たのはその直後。野球はこうなる。

ジェンセンの一発はよく飛んだ。当たれば大きいのが出ると証明した。まだまだこの1本では分からないが、見逃さずに仕留めた。やはり、打率の高い4番がいないと、得点能力がガクンと落ちる。チャンスにタイムリーが出にくくなっている。

明日は「石川」対決。150勝投手は老練だ。5回までに最低2点は取りたい。

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