ゲッツーなんて怖くない!
◆投打にあと一歩、来季に向けてどう改善していくか課題◆
スコアは3-0で競ったゲーム。ゲームメイクはできていましたが、ここからいかに勝ちを手繰り寄せるかが大きな課題です。
攻撃は1点差の7回。連打で無死1,3塁のチャンスを作りながら、1点も取れずに終わりました。
小川に代打を送るべきか、送らずともバントでよかったのかというところは振り返る必要がありそうです。
バントで1死2,3塁にしたのは悪くはありません。もっともオーソドックスな攻め方です。
強攻策の場合、内野ゴロだとゲッツーの間に1点取れる可能性もありますが、三振するとランナーが進むことすらありません。
おそらくベンチは三振を恐れて、無難なバントを選んだというところでしょう。
ただ次打者坂口は細かいプレーができるタイプでなく、タイムリー狙いを基本線に、犠飛、内野ゴロとなるので、確実性は足りません。
もし手を打つなら、坂口のところから代打攻勢だと思いますが、坂口はレギュラーだからと考えると、代打を出すわけにはいかないというところでしょう。難しいところです。
しかし考え方によっては、仮に点が取れずとも1点差でまだ2イニングあればもうワンチャンスあると見ることもできます。
なので、続投の小川がカギを握るわけですが、8回裏に致命的な2ランを浴びてしまいました。
完投したことは評価できますが、やはり続投をたくされたのであるならば0点に抑えなくてはなりません。
梅野がスタミナ不足と指摘された時に、これはチーム全体の課題ではないかと思ったのはまさにこういうケースで、100を超えてなお投げ抜くだけのスタミナが小川にもないのではないかと思うのです。
結局投打に一歩足りずに敗戦。あと一歩とはいうものの、こういう競った展開を取るには、組織的な攻撃や投手の粘りなどいろいろなことをクリアしていかなくてはなりません。
来季に向けて、課題は明らかになっていますが、補強や故障者が戻ったくらいで解決できるものでないことは自覚すべきだと思います。
ゲッツーで生活を満喫!
広島1対0巨人(マツダスタジアム)
7イニング1失点の菅野を打線が見殺しにしました。
打線というより高橋監督の無能さが菅野を敗戦投手にしました。
8回表。先頭打者の代打・石川がヒットで出塁。
代走に重信。何もしないまま陽が2球目を打ってショートゴロゲッツー。
その瞬間、今日はもうダメだと思いました。
あまりにも無策です。
何のために重信を代走に出したのかまったく判りません。
本当に菅野が可哀想でなりません。
たぶん、高橋監督は選手を信頼しきっているんでしょうね。
自分が何も策を出さなくても選手がなんとかしてくれる、そう思って采配をしてるんでしょう。
残念ながら、今のジャイアンツは弱いし、
監督が明確にその場面でやりたいことをサインで出さないと選手は動けません。
坂本勇人の打撃内容がひどいですね。今日もヒットなし。4の0。
おそらく体のどこかに異変があるんでしょう。
もしそうならスタメンを外すのもありだと思います。
阿部が9回表にヒットを打って、ついに2000本安打に王手をかけました。
でも、明日じゃなくて、東京に戻って神宮で2000本安打を決めてほしいなあ。
選手・高橋由伸は大好きでしたが、監督としては能力に欠ける人だと思います。
もちろん選手からいきなり監督になったという事情も考慮してあげる必要もあるでしょうが、
それにしてもあまりにも無策です。
まあ、コーチ陣もダメなんでしょうね。
やはり、Aクラスに浮上することもありませんね。
もっとましな野球をしてほしいです。
50勝53敗1分。4位。